量子理論の進歩が一望おすすめ度
★★★★★
相対性理論を楽しむ本が非常に素晴らしかったので、続いて読みました。
(量子論は、相対性理論とならぶ20世紀の大発見なので)
実にこの本もいいできばえです。
光は、粒?波?から始まって先人の人たちの発見をわかりやすく解説してくれている。
中学、高校で習う電子軌道模型は、実際とは違うというのも興味深い。
ボーア、シュレディンガー、パルマー系列、プランク定数、、、、
最後まで読んで分かったようでわからないが大まかな流れはわかり物理の
楽しさに触れることができる。
物理アレルギーの人は、一度読んで見られてはと思います。
この本で、いやになるようでしたら うーん難しいですね。
この本も監修が佐藤勝彦さんですが隠れた著者は、すごい!
分かりやすい量子論入門書おすすめ度
★★★★★
説明がていねいでこれ以上ないほどわかりやすい。
文系の人でもこれを読めば量子論を一望することができる。
観測すると物質の状態がかわってしまう、常識はずれだけど現実にある、量子の世界。
ワクワクしてあっという間に読み終わってしまいました。
これから量子論を勉強する学生にも全体像を知るためにオススメです。
純粋文系のワタクシにも量子論が分かってしまった!無名の筆者にハラショー
おすすめ度 ★★★★★
これは驚異の本です。
何でこんなに分からないことを分かりやすく書けるんでしょう。
これを書いた方(名前は明らかになっておりません)は,素晴らしい著述家です。
重い監修名などの縛りをふりほどいて,いつか実名でどんどんこういう本を書いて欲しい,本当にそう思います。
内容は,皆さんがレビューしている通り。
およそ文系人間(高校1年生以来数学とはおさらばした人間)にとっては,全く意味も何も分からないあの「量子論」を,分かった気にさせてくれる(これが大事)希有な本です。
似たようなスタンスの本にブルーバックスの「10歳からの量子論」がありますが,正直あの本では,ワタクシのような純粋文系人間には何が何だか分かりません。
しかし,これがきっと理系の方の限界なのだろう,
理系の頭の良い方々には,分からないことを分からない人に理解させる書き方がきっと分からないのだろう,
そう思っていたワタクシの脳天を打ち抜いたこの名も無き書き手に本当にハラショー。
この世の謎に関心のあるそれでも数式は全く駄目な純粋文系諸君,黙ってこの本を読みなさい。
かゆいところに手が届くとは正にこのような本のことです。
天はこの無名の筆者に2物を与え賜った。
その才能,うらやましすぎます。
文句なしの5星!