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投資苑 - 心理・戦略・資金管理

アレキサンダー エルダー
おすすめ度:★★★★★
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良い本ですが
おすすめ度 ★★★★☆

良い本ですが
宣伝文句の煽り文「著者:精神分析医」というくだりが頂けない。

精神科医とは、精神分析などをする職業ではないのだから。
(もしかしたらエルダー氏の時代は違ったのかもしれないが)

アルコール依存症における行動パターンと
負けトレードの行動パターンの類似性の指摘は非常に面白いと思った。

しかし、これが一般の読者にも伝わるのかは
はなはだ疑問である。



最初の一冊に。
おすすめ度 ★★★★★

ローソク足について解説する書籍は数あれど、その心理的裏づけに関してまで詳細に解説された書籍はきわめて少ないのですが、本書のローソク足の解説は非常に秀逸で、各シグナルの市場の心理的な裏づけと一緒に解説しているので、無理なく吸収できるだけでなく、その強弱の違いについても直感的に理解できます。

このため、実践においても確かにシグナルは出ているが、それをトレードの判断においてどの程度のウェイトで取り入れるべきかといった判断が本書の序盤を読了するだけでできるようになるでしょう。(他書では強弱の比較まではできない。)

また、楽天RMS等に搭載されている各種指標についても解説がされています。
計算方法はもとより、本来どういう意味があるか、これも直感的な言葉でわかりやすく、煽り無く端的に述べられています。
(一方で、本書を読み進めるとき、移動平均に解説の重点が全くおかれていないことに留意しましょう。)

テクニカルで進めるのか、ファンダメンタルに頼るのか、スタンスが決まっていない読者にも非常に良い材料になると思います。(そして実際のチャートを見るとき、本書を読了した後はまずテクニカル派になっていることと思います。ファンダメンタルでは知識の偏在の問題や、材料がどれだけ価格に織り込まれているかの判断は極めて高い経験が必要ですが、本書の内容は直感的に実行できるからです。要するに、儲けるまでの傷が浅いのです。)

本書と併せて、「スイングトレード入門」も読むと理解が深まると思います。



実感しました。
おすすめ度 ★★★★☆

特筆すべきものは、トレードを行う個人と群集の心理に関する考察です。心理学者である著者は、トレードは「マイナス・サム・ゲーム」であるため、儲けようとするなら、とかくパニックに陥りやすい一般大衆より抜きん出て優秀でなければならないと説いています。トレードで失敗するのは、手法が悪いのではなく、そのメンタリティーに問題があることを説いています。これはかつて自分自身が通った道であり、実感しました。



資金管理こそ命
おすすめ度 ★★★★☆

 私の投資生活初期、大損して打ちひしがれていたとき、大枚はたいて買った書。
 最後の、資金管理に関する章が特に印象的でした。
「よく肝に銘じていただきたいのは、サバイバルがあなたの第一目標であるということなのです」
「大半のトレーダーは、最初に落ちた穴からはい上がろうとして、無理なトレードをして自滅していきます」
「年率で25%のリターンを上げた人は、ウォール街ではヒーローになります。多くの一流といわれるマネー・マネージャーたちは、これを上回るリターンを上げる能力と引き換えに、自分の第一子をあげてもよいとさえ思うことでしょう」
どうですか。焦る、無茶をする、が投資の最大の敵なのでしょうね。


概要
著者は、ニューヨーク在住、旧ソ連からの亡命精神科医兼トレーダーで、アメリカでは息の長いロングセラーを続けている、と聞けば、500ページ近い厚さにもかかわらず、思わず手にとってみたくなるのではないだろうか。

内容は、決してその期待を裏切らない。特にイントロダクションから2章までの、心理学のアプローチを提供した切り口で、トレーダーが犯しやすい失敗をまるで腑分けするかのごとく分析していくくだりは、どのレベルの投資家にも「必読の書」といえるかもしれない。

著者は、投資家にとって必要なものは「規律」であり、もう1つの職業である精神科医としての経験から、「アルコール中毒症患者」と「一皮むけることのできない投資家」の共通点をえぐりだす。「あなたのトレーダーとしての成功は、自分の感情をいかにしてコントロールするかにかかっています」というのである。

本書を特徴づけるもう1つのポイントは、「テクニカル分析」の手法について、十分な網羅性を保ちながら、コンパクトでかつ平易にまとめられていることだ。各項目に関する索引、参考文献も押さえられており、ここが「投資苑」なるゆえんだろうか。

ただ難をいえば、対象となる読者像がやや浮かびにくい。たとえば著者は、投資家のリスク管理上、当然のように「ストップロスオーダー(逆指値)」の設定が必要である、としているが、日本の株式市場ではつい最近になってこの形の注文形態が可能になったということもあり、金融機関で売買を仕事とする人以外の一般的な投資家にとっては、やや違和感のあるところかもしれない。(杉 良介)

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