エリックのバラードはやっぱりいいなあおすすめ度
★★★★☆
日本で人気のあるテナー・サックスと言えば、このエリック、ハリー・アレン、スコット・ハミルトンなどが思い浮かぶが、ハミルトンはビバップが基本で少し古めかしい（そこがまたいい！！）が、エリックはオーセンティック、正統派のサックスでありながら現代的である。本人はこのような「スタンダード集」より、「新しいジャズ」を演奏したいのだろうが、ファンが望むのは、こっちのほう。当代一のエリックのセクシーなブローを堪能したい。（松本敏之）
上品なエロさ
おすすめ度 ★★★★☆
前作「Gentle Ballads」は完全にジャケット買いで、曲目も知らないで購入しましたが、Left alone,Harlem Nocturneなど、ジャケットのイメージ通りの上品なエロさで、気に入りました。そこで、２作目も購入したのですが、やはり比べるとやや曲が地味です。Mona Lisaはいいですが、Look Of Loveはちょっと物足りなかったです。音はいいです。それから、ジャケットの写真はオリジナルではなく、ジャンルー・シーフというカメラマンの作品です。でも、この写真を選んだアートディレクターは鋭いですね。
