実体としての尾崎豊おすすめ度
★★★★★
アーティストとして、同世代の人たちのカリスマ的存在として彼が周りから言われてきたもの全てが、彼の求めたありのままの尾崎豊ではなかった葛藤や自身の思いが、ひとつひとつの言葉と文章から伝わってきます。
良いことも悪いことも全てを受け入れながら、アーティストとしての使命感と一人の人間として正直さを貫き続けた尾崎さんの姿を通して、勇気や愛というずっと変わらない大切なものを改めて教えられます。
経過と共に読んでいくと、尾崎さんが一番伝えたかった自分自身やそれを受け入れてくれる存在という思いが心に響いてくるようです。
素顔の尾崎豊おすすめ度
★★★★★
第三者による尾崎論ではなく全て彼自身の言葉であるというだけで充分興味深いのですが、それに加え、渋谷氏によるインタビューの仕方にとても好感をもてました。渋谷氏は若い尾崎を暖かく見守りつつも、その素顔を時に容赦なく追究していきます。
尾崎の歌は「愛してる」ではなく「愛したい」という抽象的な表現が多いのはなぜか、幸せを謳歌するのではなくラブソングでさえ孤独へ向かってしまうのはなぜか、そもそも尾崎にとっての恋愛とはどういうものなのか。私が尾崎にぜひ聞いてみたかったことを、渋谷氏は適格に決して重い空気にさせずに、質問していきます。それらに対して時に戸惑いながらも答えを返す尾崎は、カリスマではなくまだ若い一人の青年で、とても素顔に近い尾崎なのではないかと感じました。
彼がどんな想いで歌を作っていたか、ファンやマスコミに対してどんな想いを抱いていたか、デビューから「誕生」までその時々の生の声で知ることができ、さらに写真も多く収録されていますので、ファンの方は決して買って損はないと思います。
生きた尾崎がそこには居た。おすすめ度
★★★★☆
しっかし、釈放後と10代の生き生きした彼の落差が
本当につらい…
うんうんそうだね、とおもいましたおすすめ度
★★★★☆
酔った友人が曰く「尾崎のなー。すごいとこはなー。言葉が借りモンとちゃうっちゅーとこやあー」 僕もそうおもったね。
尾崎豊がわかる本
おすすめ度 ★★★★★
この本はロッキングオンという会社が生前の尾崎にインタビューしたものを書いた本です。尾崎の幼い頃の話や、曲作りに対しての思いなどが、沢山書かれています。尾崎の写真集も載ってます。尾崎豊のファンの方々ならぜひ買うべき本だと思います。おすすめです。