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パリ、テキサス

ハリー・ディーン・スタントン
おすすめ度:★★★★★
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娯楽としての映画とはなんぞや…
おすすめ度 ★★★★★

'70年代の「都会のアリス」「さすらい」などのロードムービー3部作、
「アメリカの友人」を経て辿りついた'80年代のヴェンダースの代表作。
数多あるロードムービーの頂点とも言える作品。
本作品の出現により「ロードムービー」という1ジャンルが確立し
世界に日本に浸透したと言っても過言ではなかろう。


ストーリーはいたってシンプル。
妻に捨てられた男が弟夫婦のところに身を寄せていた息子と共に妻を捜しに行き
最終的に息子と妻を引き合わせ自分はそれを見ながら去っていくと言う、
小説であれば100頁にも満たない短編である。

ライクーダーの哀愁漂うどこか突き放したようなスライドギター。
乾燥しきった大地に容赦なく降り注ぐ灼熱の太陽やどこにでも見受けられる
日常生活を淡々とこなす登場人物をドキュメンタリータッチに客観的に写し撮る映像。

決して派手なシーンはない。
観てる方がむず痒くなるラブシーンも無ければコメディシーンも出てこない。
そう本作品には必見と呼べるシーンは出てこない。
なぜなら全編が壮大な1シーンだからだ。


観終わった後の切ない哀しさにこぼれ落ちる涙がなぜか温かい。



視線・視覚と死角
おすすめ度 ★★★★★

マジックミラーによって、視線がいったりきたり・・・
監督!!そしてこの作品を授業でとりあげて戴いた先生!!
ナイスです、すごく!!
男からは女の姿が見える、しかし女は鏡に映る自分を見ている。
男は後ろを向く、女は其れに気づくことなく、見えない男にむかって(鏡に映る自分に向かって)話しかける。
女が男に近づくと、逆転され、女からは男が見えるが男からは真っ暗で自分が映る。。。
ああもう!!!感動!!!



後悔の過去から濃密な今へ
おすすめ度 ★★★★★

逃げてしまったことを悔い
そんな過去を受け止めなおす旅。
自分を失った4年間という時間で
後悔を重ねたからこそ
濃密な今が生まれる。
ヴィム・ヴェンダース監督の珠玉作。
音楽も映像も、
もちろんナスターシャ・キンスキーも
最高に美しい。



長さを感じさせない刺激的な作品
おすすめ度 ★★★★★

映像は主人公のトラヴィスが
荒涼とした砂漠を無心に一直線に歩く姿よりはじまる。
彼はあまりにも繊細でなおかつあまりにもある人を愛したがために
その愛を制御できず、結婚生活を崩壊させてしまった人。
その過去さえも受け止められなかった彼が
幼い息子と再会して、別れた女性を探す旅にでる。
自分探しの旅にでる。
長時間にわたる映画なるも
トラヴィスの内面が極めて生き生きとした形で伝わってきて
退屈せず、刺激的でありつづける。
風俗店のマジックミラー越しに妻と再会する時は
そこに一言二言の言葉の交わりしかないものの
極めて濃密な時間。
時間とはやはり内容ではなく
われわれの思いが濃い、感動的な時間を形成するのだと
つくづく感じさせる。
storyは単純、そんなに入り組むことも無いが
しかし内容は極めて濃密で豊穣な作品。



記憶に残る映画
おすすめ度 ★★★★★

ビム・ベンダースの作品で何を見たらいいかな?
と聞かれたら「パリ、テキサス」と答えています。
実際は本編から消されてしまったメキシコでの
場面などを思うと、なおさら一人の男が愛する女
性に再び再会する事のせつなさがいつまでも何年
経っても心に残ります。


概要
アイデンティティーと居場所を見失った男が、徐々に失ったものを取り戻していくロードムービー。記憶を失った主人公トラビス。彼は、自分がこの世に生を宿した場所、テキサス砂漠の「パリ」を探す放浪の旅に出る。それは4年前に別れた息子と出会い、妻=母親を捜す旅の始まりでもあった。
未来を生きるために現実をみつめ、過去をふり返る人間の姿が美しく描かれている。脚本は、映画・演劇界のスーパーヒーロー、サム・シェパード。監督はロードムービーで高い評価を得ているヴィム・ヴェンダース。静かな映像のなかに時折流れる、スライドギターの音色が効果的。ストーリー、音楽、映像が見事にマッチし、珠玉の作品となった。84年カンヌ国際映画祭パルムドール、国際批評家連盟賞、全キリスト教会審査員賞受賞。84年、フランス・西ドイツ合作。(齋藤リエ)

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