心に残る良い作品おすすめ度
★★★★★
ずっと、バグダッド・カフェ風の映画かなと思って後回しになっていたのですが、似てたのは雰囲気だけだね。
とても心に残る良い作品でした。
愛ってなんだろ?
家族って何だろ?
子供って何だろ?
答えはわからないけど、子を持つ親なら何かしら考えさせられる映画でしょうか。
独身の方とは感じ方が全く異なる作品かもしれません。
違うパリだって、これだけオシャレおすすめ度
★★★★★
すごい作品に出会った。
それがこの「パリ、テキサス」である。
人が生きているだけ愛があって、いろんな愛が存在する。
時にはそれが理解の範疇を超えている愛だって存在する。
私にとってこの主人公二人の愛は普通なら理解できない。
それがこのすごい映画を通すことによって普遍化され観る人に吸収され、時には涙を流させる。
人生っておもしろい。
何故か泣けます。。
おすすめ度 ★★★★★
ヴィム・ヴェンダースの中で一番好きな作品です。
ある種独特の空気が、重苦しい気持ちから、徐々にどうしようもなく切なくなります。
時代を経てもどっぷりとヴィム・ヴェンダースの世界観に入れると思います。
見ていただきたい映画のひとつです。
概要
アイデンティティーと居場所を見失った男が、徐々に失ったものを取り戻していくロードムービー。記憶を失った主人公トラビス。彼は、自分がこの世に生を宿した場所、テキサス砂漠の「パリ」を探す放浪の旅に出る。それは4年前に別れた息子と出会い、妻=母親を捜す旅の始まりでもあった。
未来を生きるために現実をみつめ、過去をふり返る人間の姿が美しく描かれている。脚本は、映画・演劇界のスーパーヒーロー、サム・シェパード。監督はロードムービーで高い評価を得ているヴィム・ヴェンダース。静かな映像のなかに時折流れる、スライドギターの音色が効果的。ストーリー、音楽、映像が見事にマッチし、珠玉の作品となった。84年カンヌ国際映画祭パルムドール、国際批評家連盟賞、全キリスト教会審査員賞受賞。84年、フランス・西ドイツ合作。(齋藤リエ)