まったく著作権とかわからない人にとっては、難しいかもです。私も含めて。でも、2ちゃんとか見ている人なら、あの事件はこうだったのかか〜とかAAはこうかぁ〜とか、身近な感じで読めるのではないでしょうか。あくまでも参考で読む感じの本ではないかと。
著作権入門として弁護士も読んでほしいおすすめ度
★★★★☆
普段なら絶対出会わないであろう、牧野弁護士とひろゆきというコラボレーションの企画そのものが秀逸だと思う。
そして2チャンネルが過去に出会ったトラブルからひろゆき氏も著作権については、ズブの素人ではないので話がはずんで面白い内容だ。
筆者は経験から、著作権という特殊な世界は専門にやっている弁護士でないと知らないことが多いことを知っている。牧野弁護士のような経験豊富な方の見解をこの値段で、カジュアルに読めることはたいへん価値があると思う。取り上げている題材は軽いが見解は微妙なところを判断なさっていて、参考になった。
ともすれば、著作権という言葉を脅しに使う風潮がある今、インターネットで情報を発信する人は読んでもよいのではないだろうか。
著作権法そのものが巻末にでも掲載されているとなお、よかったと思う。
気軽に、手軽に、これだけは。
おすすめ度 ★★★★☆
著作権をまともに勉強しようと思ったら、奥が深くて大変。
でも、この本は、インターネットの2ちゃんねる管理人が弁護士との対話形式で、日々アクセスしているインターネットを中心に、話題も2ちゃんねる中心に展開している。
だから、最低限の著作権かもしれないけれど、気軽に、お手軽に理解できる、著作権を学ぶことができる。
最近の「電車男」「のまネコ」問題なども交えていて、一気に読める、まさに気軽に、手軽にこれだけは押さえておきたい著作権法の本の一冊である。