サンドラ・ブロックのファンなら絶対買い!おすすめ度
★★★☆☆
コンピューター万能の世の中への警鐘、というベタな内容の
ものですが、それなりに楽しめます。内容が内容なだけに派手な
演出はありませんが、いいテンポで進むストーリーに引き込まれます。
個人情報保護法案なんてのがある現代、巨大な組織が本気でやれば
わけなく出来そうなことが描かれていて、多分ないだろうけど、
もしかしたら・・
主演のサンドラ・ブロックの様々な表情(特に悪戯っぽい顔)が見れて
ファンの方は、買いでしょう。もちろんファンでなくともこの機会に是非。
映画というより 外国のドラマおすすめ度
★★★★☆
この映画はある意味未来予想図であり 警告かもしれません。
すべてがネットで管理され、人の手から離れてコンピュータ中心の時代。
そこには、人が自分の目で見た真実より実にコンピュータに頼りきった姿が描かれていると思います。
実際 ネットやコンピュータが広がりつつある世の中なので、
いろんな意味で考えさせられます。
1人で立ち向かう主人公の姿には、見ていて応援したくなりました。
概要
フリーのコンピューター技師アンジェラは、偶然で機密情報に次々とアクセスできる「バグ」を発見した。そして政府が導入予定の防御プログラムへも入れてしまった。しかし、そのために命をねらわれることになる。
メキシコへの旅行中パスポートをなくし、自分の名前で別人がホテルに宿泊する。帰国すると車もアパートもすべてがなくなっていた。自分の存在を証明するものはなにもなく、自分が別人に仕立てあげられていく。まさに現代ならではの恐怖である。
『スピード』の大ヒットで一躍スターとなった、サンドラ・ブロック主演のハイテク・サスペンスである。監督は、名プロデューサーから転進したアーウィン・ウィンクラー。人なつっこい笑顔のブロックが、自分のアイデンティティーをとり戻す、強い女性を演じている。(アルジオン北村)