人として、どう生きるのが良いのか訴えてきた。おすすめ度
★★★★☆
今も昔も変わらない人間の姿が描かれていた。
わかっちゃいるけどやめられない人の弱さや、
なんど悔いても変われない人間の切なさにホロリ。
飲み屋で「蛍の光」を歌うシーンがとても良かった。
蛭田(志村喬)のダメっぷりは他人事ではなかった。
最後の裁判で、蛭田の良心がキラリ輝く場面。
「僕たちは、生まれて初めて星が生まれるところを
見たんです・・」このセリフもグッときました!
人として、どう生きるのが良いのか訴えてきた。
50年以上前に作られたドラマとは思えなかった。
静かな感動の残る映画で、とても良かったです。
一流の男と女と三流の弁護士
おすすめ度 ★★★★★
二人のスターが卑劣なマスコミによって見世物にされて、裁判で勝負する話。
それを引き受けたのがまさに実力も覇気も無い三流弁護士、外にでては悪い仕事をしてきて、家に帰れば病の娘を見て心を痛めるシーンは切なくなります。涙ありのラブコメディーといった所でしょうか