上手いですよね〜この人の歌大好きです、金スマに登場したときには有名な演歌を一通り歌えるらしく仲居さんのリクエストに瞬時に応えてサビを歌われていて本当すごいなと感心させられました。
「演歌は不滅」を体現した歌手おすすめ度
★★★★★
テレビ等で話題になった「演歌界の黒船」ことジェロ氏。自分はというと、そんな事情は全く知らず、レコード店で一目見て衝動買いしたのだった(笑)
ほとんど演歌を聴かない自分だが、実はファンキーなリズムやサンタナ風の粘っこいギタープレイにより、以外と聴きやすい。
歌声は平井堅のような滑らかさ、優しさがあり、そして日本人以上に言葉の発声が美しい!いわゆる「演歌っぽい」コブシは控えめだが、それが逆に、演歌初心者には聴きやすいとも言える。
CDの中には、歌詞とメロディ楽譜の載ったカードが別に封入されている。そう、演歌とは「カラオケで歌う」ことが前提とされているジャンルなのだ。演歌は衰退していずれ無くなるのでは?と思っていたが、この世に「歌を歌いたい人」がいる限り、演歌が消えることはないのだろう。そして、そのことを行動と実力により世に示したジェロ氏に期待したいと思う!
楽しみに満ちた声を感じる
おすすめ度 ★★★★★
演歌のジャンルって、何年かに一度、びっくりするような、
逸材が現れてくるジャンルである。
氷川きよしの時も驚きはあったし、過去にはチャダと言う人もいた。
さまざまな時代を、歌と一緒に肌で感じてきたはずだが、
そのときほど、世の中には、いろいろな歌い手さんがいることを、
まざまざと見せつけられた感じを思うのだが、
まさか、こういう形で、世に問うとは、思ってもみなかった。
しかし、歌はうまい・・・歌い方に、説得性と心がある。
でも、日本人じゃない・・・いや、日本人じゃないから、
できる歌があるかもしれない。
そんな、可能性と歌いこみの強さが、この曲には感じられた。
私は「海雪」も、良い歌で、良い仕上がりだと思ったのだが、
一緒に収録されている「東西南北ひとり旅」のうまさに驚いた。
実は、レッツゴー三匹ver.の「東西南北ひとり旅」も
実は所持しているのだが、
この曲を、まさか21世紀になって聴けるとは思ってもおらず、
しかも、うまい声で、それに「歌いこんでる感」があって、
安定性のある声を聴かせてくれる形で、登場させてくれるとは、
ほんと・・・思ってもみなかった。
最近、演歌の大物と呼ばれる人も、
往年の声を感じられなくなってきた人が、男女問わず結構いる。
そんな歌手の多い中、彼の声は、将来性も感じられる。
もっと違うジャンルの歌や、もっと深い演歌も聞いてみたい気がする、
すごい楽しみに満ちた声を感じる。