優しい気持ちになりました。おすすめ度
★★★★★
どこかダメダメな感じの主人公たち、そういう彼らが出会いを通じて、
現実に立ち向かう力を得て、それぞれ現実逃避から帰ってくる様が胸を打ちました。
みゃ〜こと、ゆうすけのエピソードは、現実の拒否のようにも見えますし、
正直、この映画に必要なのかと思いましたが、実は、あのエピソードがあることで、
「何が自分にとって現実なのかは、自分が決めるんだよ」と言われてるように思えました。
何度もくり返し見ては、優しい気持ちにさせてもらってます。
エンディングのケツメイシの曲も、映画の内容にぴったりしていたと思います。
劇団ひとりさんの出演する『出会いのカケラ』のPVもすごくイイです。
私個人で言うと。おすすめ度
★★★★★
私個人で言うと、泣きっぱなしでした。
感動に次ぐ感動。ロマンティストの劇団ひとりが、ロマンティストの監督に衝撃を与えて、昇華した、作品。
キャストが豪華だし、主役の岡田くんの演技が、ピカイチ。彼は、役者としていい。
この作品は優秀な役者をそろえていて、監督の実力を感じる。繊細な監督だから、ディープな作品を作り続けるでしょう。
すごくいいおすすめ度
★★★★☆
のですが良かった点は既に挙げられてるので気になった点を。
・キャラクターの横のつながりが薄かった。
(原作未見なので原作がどういう構成なのか分からないのですが映画に限って言えば無理に場面転換で話を同時進行させずにオムニバス形式で別々に話を書いた方がよかったかと。特に主演の岡田さんと端役?(ある意味もう一人の主役ですが)塚本さんとの絡みはほとんど・・・ありません)
・若干ご都合な話の進め方。
(大まかに分けて3つの話を約125分でまとめるわけですからしょうがないのですがさすがにないだろー・・・と思う箇所も少々・・・)
・筋が読める。
(そこは他の方も書いていますがこのキャラがこう〜・・・などなどやはり見えてしまうところ多いですね。そこら辺はもう少しぼかしながら見せていくものかと)
それでもやはり最近見た映画で一番感動しましたし役者の方々の演技がすごく生かされていて映像の空気感も心地よいです。
最近のドラマにありがちなスタッフの自己満足で作られてる作品に飽きた方には是非お勧めですね。
『巡り会いの中で生きてく また人を少し好きになる…』
おすすめ度 ★★★★★
ケツメイシのエンディングテーマは秀逸で、
ラストシーンとともに本当に心が温まりました。
ただ、原作が素晴らしかっただけに敢えて指摘させてもらうと・・・
背景描写が少し弱かったかなと。原作を読んでいないと、
登場人物の行動に不可解さを覚える部分もあると思われます。
あと、みゃーこのエピソードは削ったほうがよかった。
原作とは異なる展開も強引すぎましたし。
とはいえ、泣いた泣いた。。
岡田准一の熱さ、西田敏行が出す味にはグッときました。
このへんは映画ならではです。
是非、原作+映画でお楽しみ頂きたい名作です!
概要
2008年1月に公開された、岡田准一(V6)主演のヒューマンドラマ。共演は、宮崎あおい、平山あや、伊藤淳史、塚本高史、緒川たまきほか。原作は、劇団ひとりによる同名のベストセラー小説。スポットの当たらない、日陰者のような道をゆく人々のやるせない日々と再生を描いた物語で、岡田は借金まみれの観光バス運転手・シンヤ役を好演している。売れないアイドル、売れない芸人、アキバ系アイドルオタク、風変わりなストリッパー……思うようにならない人生に戸惑いながら、それでもどうにか歩いていく登場人物たちを観ていると、いつしか自分の姿がオーバーラップしてくる。「人生の機微とはなにか?」という思いに触れられる作品。――ギャンブルにおぼれ、金策に困ったシンヤは、ついに“オレオレ詐欺”で老婆をだまそうと思いつくが……。(みきーる)