1987というだけに、多分1987年に発売されたんでしょうね。多分その頃に買って聞いたんですが、ピンと来なかった記憶がある。もともとデビカバのディープ・パープルの「バーン」は大好きだったのでこれも気にいるはずだったんですが・・・。その後お金に困ってCDを売って食いつないでいた時に、もう聞かないなと思って売ってしまいました。それからほぼ20年後再購入して聞いてみる。データ的にこれほど売れたハードロックのアルバムはないですからね。もう一度チャレンジ。調べてみるとこれが売れた時には、すでに録音に参加していたメンバーはいなかったという実にデビカバらしい話ですが、ジョン・サイクスのギターがなんと言うか前に出て来ず後ろで実に多様な音を奏でているという、一風変わった録音だと思う。ただギターの音を追っていくとほんまにええですわ。で、これはUK盤ということで前と違う感じがします。(と言っても20年前の記憶ですが・・・・)
80年代を代表する名盤!おすすめ度
★★★★★
日本盤とアメリカ盤は同じで「Whitesnake」という題
で9曲入りのものが発売されましたが、こちらは同じ作
品のUK盤です。選曲は確実にこちらの方がいいです。
「Looking For Love」というジョン・サイクス節全開
の名曲バラードもこのUK盤にしか入っていないからです。
この曲を何故、日米盤で抜いたのか理解に苦しむほどです。
(その昔、私も知らずにUS盤を買ってしまったのです)
さて、このアルバムは全世界800万枚以上売り上げた大
ヒット作です。WhitesnakeはVo.デイビット・カヴァーデル
率いるバンドで、彼の声(渋い声が魅力ですが、凄い高音
もでます)は、あのリッチーブラックモア(元Deep Purple、
Rainbow)も惚れ込むほどで、正に天賦の才といえるものです。
また、ジョンサイクスの作曲能力の高さも光っています。
曲の構成が素晴しく、効果的なブリッジが設けられていたり、
曲が終盤に進む従って盛り上がっていくように作られています。
ゆえに、楽曲には緊張感や期待感があります。80年代を代表
する名盤の1つとして、後世に語り継がれるべき1枚だと思います。
本来の姿。
おすすめ度 ★★★★★
出世作となった本作の日本盤はアメリカ盤に準じた曲構成になってましたが、彼らをデビュー当時から応援してきた日本のファンのためを思うならこちらのUK盤仕様でリリースするべきだったと思う。と言うわけで、日本盤をすでに持ってる人もこのUK盤を一聴されることをお勧めします。違った角度で本作を見直すことが出来るはずですよ。