やっぱりワクワクします。おすすめ度
★★★★★
三谷幸喜が監督を勤めたからこそ実現したキャスティング。
豪華です。これだけたくさんの豪華な人が出ると素直にワクワクします。やっぱり。
誰が主役なの?誰が主役でもいい!!だって面白いんだもん。
そして舞台をメインにやってきた三谷さんなので、今回の映画も舞台のように1カットが長く役者さんのすばらしさも伝わってきます。
そして大晦日のワクワク感もあり、色々なハプニングもクスクス笑ってしまいます。
そして個人的にうれしかったのが、「みんなのいえ」で登場したココリコ田中さんと八木亜希子さんがまた夫婦役でこっそり登場しているところです。
きっと何回も見ると細かい所にまだまだおもしろが隠れているのではないでしょうか??
それもワクワクしながら探してみようと思います。
予告のほうが
おすすめ度 ★★★☆☆
期待していたほど面白くなかった。予告を見たときのほうがわくわくした。
「年が明ければ、いいこともあるわ。」という篠原涼子の台詞も、予告のときのほうがぐっときた。
豪華なキャストはそれぞれ素敵で、スチュワーデスのふりをする麻生久美子と、楽しそうに歌うYOUが特によかった。でもやっぱり、芯が無い感じのストーリーが不満。
概要
大晦日、様々なイベントが目白押しでごった返すホテル・アバンティ。そんな時に副支配人の新堂は別れた妻と再会。妻は再婚していたが、その再婚相手はホテルの目の上のタンコブであるコールガールのヨウコと浮気を。そんなことは知らぬ新堂は、つい元妻に見栄を張って大嘘をついてしまう……。という話はごく1部。主な登場人物だけで20名以上もおり、それらの人々が織りなす2時間の物語がリアルタイムで、しかも絶妙に絡み合って展開していく。面白いのは舞台っぽいところ。あえて1シーン1カットにこだわった撮影が舞台っぽさを強調し、ちょっとやりすぎではと思える笑いの要素(特殊メイクなども含めて)も引っ掛かることなくサラリと見せてしまうのだ。三谷ワールドは全開だし、俳優たちの演技合戦も相当に楽しい。観て損なしの作品だ。(横森文)