ノートンがかなりカッコいいです。考えさせられた映画でした。おすすめ度
★★★★☆
最近この映画を見ました。まず印象としては エドワードノートン が 格好よすぎます。彼は演技派。私はあまり映画は見ないのですがこのビデオをみてノートンが出ている他の映画をチェックしたくなりました。高校生役のノートンにはびっくり。あれは全然いけてない。。。私はこの映画を２回見たのですが ２回目にやっと解りました。
この映画の全体の感想は 差別というか嫌悪っていうのは、回ってるんだなって思いました。差別された犠牲者がまた誰かを嫌悪、差別する。連鎖反応みたいなもので、みんながやめなければ ずっとこうやって続いていくんだなって思いました。そして、差別は無知からくると思いました。大体今おこっている問題は元をたどれば 歴史的な問題なことが殆どで、結局よく歴史を知らない人たちがその問題を解らないまま受け継いでいく。
日本とちがいアメリカは多民族国家なのでこういう問題がとても目立ちますが果たして日本にはないのか？アメリカは個人のユニークさを大切にしますが 日本はやっぱり協調性というかやっぱりみんなと違うことをすると ちょっと不快に感じたりしますよね。これから先 高齢化社会そして少子化のため 日本も多民族国家になっていくと思います。外国人労働者が日本を支えるときがくるかも知れません。そんなときに我々日本人は果たして差別なしに彼らを迎え入れることができるのでしょうか？
そんなことを考えさせられた映画でした。
American History X
おすすめ度 ★★★★☆
白人至上主義と言う日本では馴染みが少ないながらもアメリカでは重大な社会問題のひとつを取り上げた映画。シリアスなストーリーは主人公Edward Norton の刑務所生活が彼の黒人に対する考えを変え、それを自分の愛する弟に伝えるというもの。人種差別だけではなく、兄弟愛、家族愛、そして自分の属するグループから抜け自分の信じる方向へ進む勇気を教えてくれる作品。いろんな事を考えさせらる、かなり力強い映画である。
