GBA版のエムブレムでは1番の出来でしょう。おすすめ度
★★★★★
GBA版「ファイアーエムブレム」の第2弾です。
やはりいつでもどこでもプレイ出来るという環境がとても便利ですね。
ゲームの舞台となった時代が前作よりも前なので設定も苦労したことでしょう。
支援会話システムでキャラに対して愛着が湧き、プラス戦闘でも援護関係になるというのがいいアイデアだと感じました。カップル成立が一部キャラを除いて決まっていないので「封印の剣」のキャラの両親は・・・自分で決められたりします。
リリーナの母親はフロリーナで間違い無さそう。微妙なのはロイの母親で、ニニアンだとロイは竜の血を受け継いだハーフのような存在になってしまう。「選ばれし者」ならそれもありだが、天馬騎士の長女・フィオーナが妥当か。(リンは最初から除外。ヘクトル・エリウッドが太刀打ちできる女性じゃないという意味で。)ロイとリリーナは母親が姉妹の従兄妹同士だった?。
プレイヤー自身を「軍師」という役割でゲーム中に登場させるのも「戦略を楽しむゲーム内容」に(戦闘ではない。)適合しています。ただ、後付けの設定のため、エンディングでエリウッド・ヘクトルと再会を誓って別れながら、時代的に後の「封印」でどうして駆けつけてくれなかったんだ?という疑問も生まれてしまうのですが。
ヘクトル編でひとつおかしなところを発見。ファリナ登場の章で、戦闘突入前の占いオババのセリフが何か他の章のセリフになっていました。明らかなミスですよね。
ロイドとライナスは死ななくても良かったはず。特にロイドはニノで説得出来たはずなのに。ニノは登場が遅くて成長させられない。最高レベルで「賢者」にクラスチェンジさせるのがやっとだった。エンディングでは魔導師繋がりで「エルク」とのカップルエンドに。封印のルゥ・レイの父親はジャッファルよりもこちらを推したい(笑)。
取っ付きやすいおすすめ度
★★★★★
初心者から上級者まで楽しませる作りになっている、システムがより洗練されている、等々、
GBAで発売されたFEシリーズの中で、この烈火の剣が最もバランスが良いと言えます。
たとえ前作の封印の剣をプレイしていなくても物語を楽しめる、という点も評価したいところです。
自分もこの作品からFEシリーズを揃え始めました。
エムブレマーは勿論、シュミレーションゲーム好きの方もプレイしないと損ですよ。
持ち運び出来る点ではWiiよりも上 『エーギルレベル97』
おすすめ度 ★★★★★
完成度はかなり高い。FEシリーズでは聖戦の系譜に次ぐ良作です。
何回でもやりたくなるのがその証拠で、オプションの充実ぶりは感服しました。敵の移動速度上昇、会話スキップ、
マップでの高速簡易戦闘がクリア後のおまけ、ハードモード等のテンポを良くしてストレスがたまりません。
これなら支援会話などの要素を極めたくなりますね。
サウンドテスト、通信対戦などおまけも充実しててプレイヤーサービスは大満足でした。
音楽、画像などもよし。ただしストーリーが好き嫌い分かれるかと思われます。
他のレビュアーも言ってますが封印の剣、研磨の鉱石の中間で、最終的には敵は人間なんですが、
ちょっと後半がファンタジーに走りすぎな感じです。戦争!ってな感じはしにくいので、
聖戦の系譜のような壮大な背景を期待している人は多少物足りないでしょう。
でもそれを埋め尽くすだけの要素がこのゲームには備わっているので買って後悔はまずありません。
難易度もハードでなければ手頃な感じ。キャラクターも魅力的なのがたくさんいます。
前作、封印の剣をやった人はにやりとくること間違いなしでしょう。
携帯出来るのは暁の女神よりも非常に便利で親しみやすい。楽しめることに間違いはありません。
贅沢をいうなら、キャラ全員に支援会話があってほしかったですね。
概要
個性あふれるキャラクターと感慨深いストーリー、そして戦略、戦術を重視したシミュレーションRPGである。今回は2人の男女が主人公として存在し、それぞれの立場から物語を進めることとなる。最終的には共に戦うのだが…。
舞台は前作「封印の剣」から約20年ほど前のエレブ大陸である。プレイヤーは旅人となり、リンと言う少女とエリウッドという少年と共に冒険することになる。
今作では、「軍師システム」なる新しい要素が加わった点がポイント。時には旅の方向性の選択をも求められ、プレイヤーの決断によってシナリオにも影響が出てくるだろう。また新ジョブとして「修道士」という光の魔法を使うことのできる下級職が加わっている。どんな上級職になるのか育ててみてはいかがだろうか。
また、天候の変化によって戦略に大きな影響が出るようにもなっている。雨や雪などは、ユニットの移動力を低下させるので状況によって作戦を考えていかなければならない。さまざまなキャラクターが物語に絡むことで、シナリオに厚みが増してくるのが本シリーズの特長。ぜひとも全員生存でゲームクリアを目指して欲しい。(岡田幸司)