偉大なるワンパターンおすすめ度
★★★★★
このドラマの毎回のあらすじを追いかけていくとだいたい次のとおりになる。
1.ヤンクミがギャグシーンを作り、生徒や他の教師が巻き添えに遭う(すべるギャグも多い)。
2.生徒の一人がトラブルに巻き込まれるか誤解をされて被害を受ける。
3.その生徒が先生たちに誤解されて退学の危機に陥る。
4.そのことを知った他の生徒が‘お礼参り’をするが逆にボコボコにされる。
5.事情を知ったヤンクミが現地に人間ワザとは思えない超スピードで急行し、いとも簡単に、それも人間ワザとは思えないほどの怪力で一網打尽に敵を滅ぼす。
6.ヤンクミがもう一回ギャグシーンを発生させるが周りはシラけ、エンディング突入・・・。
時にはゲストが出てきて、このパターンを少しかき混ぜるが、だいたいは同じ。そしてこのパターンは前のシリーズでもほとんど同じ。
このドラマを見ていて、ふと思い出したことがある。あの「水戸黄門」だ。毎回、毎回同じパターン。それでも受ける絶大な支持。いつしか水戸黄門は「偉大なるワンパターン」と呼ばれるようになった。私はこの言葉をそのままこのドラマに捧げたいと思う。
このドラマは前のシリーズ同様に面白いと思ったが、それでもどちらを選ぶかと聞かれれば私は前のシリーズを選んでしまう。ここでは、赤西仁や亀梨和也ら生徒のキャラは良いのだが、刑事を敵役にしてしまったことがいやだったからだ。
結構よかったです!!
おすすめ度 ★★★★★
前作の方は松本潤にスポットを当てた感じでしたが、今回は亀梨と赤西の二人にスポットを当てた点は非常に良かったです!!特にパート2の方は土曜日の放送にしたため、視聴率が大分上がり一番ブレイクした作品なのではないかと思います。
これを見ると色々教えられるばかりです!!
特に悪さばかりしてる中学生や高校生、そして無職で苛々してる人達、これを見て学んでください。そして本当に大切なのは何か冷静に考えてください。そして、思い出してください。人の強さは喧嘩の強さ(人を虐げたり、暴力振るう等の卑劣な行為等)なんかではありません。相手の心や気持ちを思いやり、何事にも負けないやる気(正々堂々)・常識(マナー等)が大切です!!
一番お勧めなエピソードは第二話、バレンタインデーの話、バーで働いてる日向の話、矢吹&熊井のシーン(地上げ屋に襲われるシーン)、小田切の父が出てくるシーンです!!
最高傑作ですので、是非お勧めです!!余談ですがパート1もお勧めです!!
概要
おさげ髪にジャージ姿が凛々しい熱血教師・ヤンクミが八面六臂の大活躍を見せる、仲間由紀恵主演の学園ドラマのシリーズ第2弾。かつて勤めていた白金学院閉校後、大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津井健)の孫娘であるヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)は実家が任侠一家であることを知られてしまっために、採用してくれる学校がなくなっていた。ところが、書類の手違いのおかげでかつての天敵・猿渡(生瀬勝久)が再び教頭を勤める優良男子校・黒銀学院に赴任することになる。ヤンクミが担任を任されたのは、問題児ばかりが集められた不良の巣窟である3年D組。リーダーの矢吹隼人(赤西仁)を筆頭に、悪ガキたちはヤンクミの言うことにはことごとく反抗する。与えられた任期は卒業までの3ヶ月、まずヤンクミは不登校で悪い仲間と付き合っている小田切竜(亀梨和也)に対して学校に来るよう説得するのだが……。
高視聴率を受けて制作されたこのパート2は、前作を上回る視聴率をはじき出してシリーズに更なる箔をつけた。歯切れのいいタンカと大立ち回りでかわいい生徒たちに愛の渇を入れるヤンクミというキャラクターは、仲間由紀恵にとってまさに当たり役となった感。各話によってドラマの出来ばえにはバラつきがあるが、かつての様々な学園ドラマとも違う、突き抜けた爽快感にはいっそうに磨きがかかっている。(麻生結一)