ロック音楽は、よく、セックス、ドラッグ、ロックンロールに例えられる。 サザンのそれは、さながら セックス、湘南、ロックンロールであろう。メンバーがそれぞれ50歳に到達しようとしている今もそれは健在のようである。セックス それはBohbo No.5に代表される
桑田自身の女性性器に対するフェチシズムだと思う。鍛えられた手足の長い、日本人ダンサーが逆立ちをしてT字開脚そして股間を振るわせるシーンはそれを具現している。彼は自身のプロジェクト、桑田バンドでも、スキップビートで”割れたパーツのマニア”という歌詞をどう聴いてもパンツとしか聴こえないように歌う。思えば桑田を始め同世代の若き思春期は、体育の授業の女の子のブルマーにつながっているのではないかと思う。クラスの憧れのマドンナが履いた紺色のブルマー、白い太ももが眩しい。。。そしてピチピチのブルマーにはメコスジ。。。この青春のメモリーが桑田の女性性器フェチ的サウンド、歌詞につながっていると思える。湘南はTsunamiや勝手にシンドバットに代表される湘南サウンド、そしてボランブギーを意識して作られ、コンサートではより、ジョージハリソンに近くなったロックンロールスーパーマン。
不思議な仕様おすすめ度
★★★★☆
初回限定!ディスク4枚組+ボーナスディスク1枚!
という謳い文句を聞けば誰だって大ボリュームを期待するでしょう。
しかし蓋を開けてみれば、総収録時間が前作「流石だボックス」より30分弱短い。
前作は画面が16:9のワイド対応で、さらに5.1chサラウンド対応という豪華な仕様だったのに、
今回は4:3、しかもPCM音源という具合に劣化している。
それを気にしない人もいる。いや、気にしない人のほうが圧倒的だと思いますが、
前作で出来ていたことが今回出来ていなかったら、何故?という疑問と不満が出るのは当然でしょう。
サザンクラスのアーティストなら、前作より向上してなきゃいけないくらいなのに・・・。
ドキュメントは見ごたえがあって面白かったのだが、
ディスクを2枚に分ける意図と理由が全く分からなかった。
ボーナスディスクにしても、たった20分程度の映像だったらドキュメントディスクに収録できたはず。
2層で記録すれば、DVD1枚に100分のドキュメントとボーナス映像を収められるのは
映画DVDを持ってる人間なら誰の目にも明らか。ディスクの入れ替えの手間も省ける。
それらを一まとめにしたディスクとライブのディスク2枚の計3枚で8000円くらいにすることも
十分可能だったはず。上記のように本編の仕様も前作より悪くなってるし。
ライブ自体は素晴らしいのに、どうしてこんな仕様にしたのか理解に苦しむ。
傑作です。
おすすめ度 ★★★★★
いまいちという方もいらっしゃいますが、子供がいてライブに行けない私には感激の嵐でした!アルバムKILLER STREET自体が傑作だったせいもあり、それだけでこのDVDの内容に大満足です。でも、個人的にはDISC1.2のドキュメントみたいのを1枚にしていただいて、コンサートのDVDを3枚にしてもらったら嬉しかったです。桑田さんも50歳だなんて!益々、長門 裕之に似てこられた、と思ったのは私だけ?死ぬまで歌い続けてくださいね!サザン、万歳!