おもしろいです。おすすめ度
★★★★★
ゴーストハントシリーズは、漫画文庫の4巻まで読んだだけなのですが、
それぞれのキャラの個性は把握していたので楽しく読めました。
しかし、漫画文庫4巻まででは語られていない部分も多く含まれており
(麻衣の夢や、ナルの個人情報?等)初期のシリーズを読んでからのほうがおすすめだと思いました。
悪霊が棲む家、ということで調査に乗り出したSPR。
怪奇現象の謎がどんどん解明される中、それと同様にして深まっていく謎。
そして霊の存在が・・・。
(上)巻一気に読んで(下)巻にGOです(笑
十二国記もいいけれど、ナルのシリーズもいいんです!おすすめ度
★★★★★
小野不由美さんの作品の中で私が1番好きな作品です。
確かにティーンズハートの悪霊シリーズを先に読んだほうが、何倍もいいのですが、悲しいかな、現時点では手に入れるのが難しい。
いなだ詩穂さんのコミック版を読んでから(いつ完結するのか知りませんが・・・)、本書を読むのがいいかもしれません。
内容は、ホラーです。そこらの「怖い話」より何十倍も怖い! 背中から冷えてくる感じがします。でも、途中でやめられない。。。
小野さんの作品は、人間のあらゆる面を描いていて、納得しながら怖くもあり、それ故に暖かくなれる、本当に不思議で素晴らしいものだと思います。
すごくオススメですケド……おすすめ度
★★★★★
やっぱり、ティーンズハートの悪霊シリーズを先に読んだ方がいいと思います(漫画はまだ完結してないので)。
話の内容的には、ホラー色が強く、『悪霊になりたくない!』あたりの雰囲気に似てます。
サスペンスホラーって言うんでしょうか。
思わず息を呑むシーンもたくさんあります。
二階の一人部屋で深夜に読まない方がいいかも。
悪霊シリーズの連中が帰って来た!
おすすめ度 ★★★★☆
文章がなんと三人称になっていて、おかげで、麻衣の一人称では語りきれなかった状況や、麻衣を含めた人物達の様子が、よりくわしく描写されているのが、美味しいところです。折しも、ナルとリンの黒服コンビが、ジーンの葬儀を終えて再び日本に帰って来るという、その直前。「家を調べて欲しい」とSPRにやって来た依頼人は、風変わりな付き添いを二人連れていました。一人は霊能力をペテンだと決めつけて譲らない者、もう一人はやみくもに信じている者。さて、躾の悪い所長に噛み付かれたのは、どちらでしょう・・・。なんちゃって。描写が細かい分、恐さもやはり倍増しです。