アウトプットを前提としたインプットおすすめ度
★★★★★
本書をあえて分類するならば読書術といえます、
初見は3〜4年前ですが、これをきっかけにそれまで斜め読みが多かったのですが、著者の思考とか「なぜそのようにしたのか?そう考えるのか?」とか理解が深まるような見方が出来るようになり、そのきっかけを本書が与えてくれたこと自体すごく感謝です。あと伝記に注目し始めたのもこれがきっかけでした。
本とかを読む際に効読を期待される方は、望月さん章のところを読まれると実用的な読み方が身につけられると感じます、要点がポイントで振り分けられておりとてもわかりやすい。
あと斎藤一人さんの、ちょいとが大差をうんじゃうをいうところがやけに印象的でよく思い返すことが多いです。
本田健さんの読書量にはビックリしましたw
類書の中では傑出、よくこれだけ豪華なメンバーの協力を得られましたね。
本を読みたくなるおすすめ度
★★★★★
「はじめに」で、うまいこと言うなぁとアハハッと笑っちゃって、
続く清水さんとさくらさんの、熱いイラスト混じり文にグワッと心をつかまれた。
望月さんの「アウトプット前提で読む」には、我が意を得たりと膝を打ち、
一人さんの「必要のないことに興味を持つ人間がいるの。これが失敗者なの」という言葉は、グサッと胸に突き刺さった。
この本の中で、多くの先達が伝記を読むことを勧めている。
本を読もう、伝記を読もう、と次に読む本を決めた。
読書の指南書おすすめ度
★★★★☆
読書について、さまざまな成功者たちの考え方がつまった
大変お得な一冊。
どの方も、かなりの読書家で成功者なので、読書が人生において
占める重要性を再確認することができた。
著者それぞれのエッセンスや読書感を感じることができ、
それぞれに違ったよさがありとても参考になると思う。
若い方にはぜひ、読んでもらいたい一冊。
とにかく名著おすすめ度
★★★★★
読書をするモチベーションが高まるのはもちろん、熱い人生を送りたいと切望する青少年に送りたい。
概要
東京都江戸川区で「読書のすすめ」という書店を営みながら読書普及の社会活動を行う清水と、それを接点に集まった5名が繰り広げる読書のすすめ。いずれも読書を糧に成功したという個性的な面々であり、その独特の視点でもって読書の奥深い世界に導いてくれる。 全体は清水によるガイドの下に各人の文章を並べる構成で、述べる内容は、読んできた本や読書に対するスタンス、読書の意義、読書術、買い方、整理の仕方、おすすめ本、偉人のエピソードなどさまざま。読者に対しても、ときに軽妙にアドバイスしたり、あおるように訴えたりなど語り口は多彩である。
本書の大きなポイントは、単に書を手にとることを奨励するのでなく、読書によっていかに人生を切り開き、儲け、成功を手にできるかを論じている点。実際の成功者たちが自らそのエッセンスを明かすのが注目である。
たとえば本田なら、本をメンターとし、いかに良きメンターに出会うかを具体的に示しているのが興味深い。七田が読書にとどまらず本を書くのが成功の鍵と論じているのもユニーク。斎藤は少ないボリュームのなかで経営者の刺激になる言葉を連ねている。望月は、夢をかなえる読書法を唱えてそのツールとなる「宝地図」の作成を説き、ハイブロー武蔵は、目標別でなりたい自分に近づける読書法を指南するなど、実践的な内容も含まれており見逃せない。
冒頭とラストにある清水の熱き想いをつづったイラスト入り文章も、読書のモチベーションを高めてくれる。ただ、文中で多数紹介される本のデータを別掲するなどの工夫はほしいところ。読書でなかなか「実利」が得られないと感じている人にはおすすめの1冊。(棚上 勉)