傑作その2おすすめ度
★★★★★
一番コンピを作りにくいものは何か??
聞かれたら確実にバラードだ、売れ筋と言うものはあるが、
それだけでは多くのリスナーを満足させることはできない、
とにかくバラードの選曲は難しい、しかし、
前作もAORの魅力を存分に知れる作品であったので、
今作もコンピ作りの天才ワーナーはやってくれた。
さすがだ、STARSHIPからボビー・コールドウェルまで、
完璧にまとめ上げた、年代のラインなど無い、
ただバラードであるというだけでコレだけの統一感をうみ、
更にヒットも押さえているとあれば、言うことは無い。
シンセもハスキーボイスも一つに結ばれている。
コレは確実に愛聴盤だ。
Disc2はバーティ・ビギンズの渋い声から始まり、
After love has gone を思わせる、モーリスのシンプルバラードに、
シカゴの激甘バラード、レイ・パーカーの淡々とした珍しいバラードに、
クール・ザ・ギャングの傑作、サビのコーラスが印象的なバラードに、
渋くてたまらないスモーキーなアニタが続き、
それを少しづつ軽くしてチャカ、アトランティック・スター。
そしてスターシップで一つの山を迎える。ここが最高だ。
違うアーティストでここまで流れを良くできるものかと感心した。
そのあとはテクノを残しながらも渋くなり、カーズ、テクノが少し抜けて、
フォリナーの切ない裏声の傑作バラード、更に落ち着いて、パティ。
リズムが同じながら、少しアダルトな気分になりながら、
次にシャーリーンを持ってきているのがすごい、
流れがこの高音を引き立てていることにまた驚いた。
そのあと、また高さが徐々に引いていき、ジェッツ、キャリン、
ナタリーがスローに持っていったところで、
ボビーが〆る・・・完璧だ、聞き終わると心地よく眠るか、
吐息が漏れる・・・素晴らしいコンピを作ったものだ。
新鮮で (*ゝω・)b.:。:*イィ.:☆
おすすめ度 ★★★★★
AORは30~40代の方に人気があるらしいのですが、私が聴いても ( *'ω`)('ω`*)ス・テ・キvv です。
どこかで耳にした名曲ばかりで、癒されます。
ニューヨーク・シティ・セレナーデ、STAY WITH ME、オール・バイ・マイセルフ、君こそすべて、愛はかげろうのように。。。この5曲は大のお気に入りになりました。
なんだか (T(T(T(T_T)T)T)T) うるうる になります。