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木戸 昌史
おすすめ度:★★★★★
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建築好きは必須/保存向き
おすすめ度 ★★★★★

何年経っても色あせない印象の資料的な建築雑誌だと思います。
買って正直良かったですよ、建築好きの人には本当にオススメ。



見ていて楽しくなれる建築専門誌
おすすめ度 ★★★★★

『デザイン・アディクト』2号が発売になった。デザインアディクトは、デザイン/アート/建築を横断する雑誌だ。今回は1号目のデザイン/プロダクトを中心に据えたものから、建築に重きを置いた構成になっている。
誌面から新たな発見もあった。巻頭の茂木健一郎さんと藤森照信さんの対談も興味深かった。

藤森氏の建築が、土俗的なものではなく、むしろこの地球の外、宇宙からやってきたUFOになぞらえられているのが面白かった。藤森氏の建築がもつ、屋根の傾斜や煙突などは正にモダニズムがその成立過程のなかで捨ててきた、地域性やそれに付随するにおいのような土着的なものを感じさせる。だからその建築は今の時代とも容易に結びつき、新しささえ漂わせている。

伊東豊雄さんの特集ページは、建築家で建築史家である藤森照信さんが語る密度の濃いもの。身近で闘ってきた人だからこそ語りうる価値あるページだ。伊東さんの仙台メディアテークをコルビュジエのドミノの反転と評するくだりは刺激的だ。個人的には伊東さんの活動は'70年代がパワフルで好き。'70年代の内に篭った作風から、'80年代の外に向けられていく軽やかな建築、そして現在のSANAAなどに受け継がれていくガラスを使った虚実あいまいな空間。それらひと括りでは語ることの出来ない多様な活動を語ることが、実際に建てられた建築と人物に深みを与えている。

メインの企画である日本の若手建築家20人+αでは、石上さんや中山さん五十嵐さん谷尻さんなど、個人的にも注目の建築家たちを見ることもできた。これから家を建てたい、あるいは建築を見てみたい、といった建築初心者にも分かりやすい内容であった。

創刊号から確実に深化していた、ヴィジュアルの美しさ、そして読み物そのいずれもが充実の内容だ。たとえば一人ひとりの建築家の名前を分からなくても、これから知りたい、と思わせる分かりやすさがある。

その他にもイタリアの建築誌『カサベラ』のページや、植田実さんが手がけた建築誌『都市住宅』の特集や、『越境する建築雑誌を振り返る』のトビラのアートワーク、岡田栄造さんの記事など見所も多く、見ていて楽しくなれる建築専門誌だと思った。


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