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シン・レッド・ライン

サントラ
おすすめ度:★★★★★
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祈りにも似たピジン・イングリッシュ
おすすめ度 ★★★★☆

伝説化されたテレンス=マリックの詩情溢れる映画を、深みのある曲調で見事に彩ったハンス=ジマーのサントラです。映画そのものへの評価は、個人的には高くはないのですけれど、音楽はまた別でしょう。激しい戦場とは極めて対照的なスローなメロディは戦場における人間の心理を説明することに心を砕き、狂気を表現しないことでよりその存在を際立たせようとしていると感じられます。ジマーの作曲家としての枠を一段拡げた感のあるこのサントラで、もっとも惹かれるのはラストで流れる“アイランド”でしょう。美しい歌声と美しい世界が、彼岸の果てに行ってしまった魂を慰撫しているかのようで忘れられないシーンです。ハンス=ジマーという人は時々こういった派手ではない音楽を生み出していますが、むしろそういう時の方がこの人の努力とか信条が鮮明に表されていて好きだったりしますね。聴いて損のない1枚だと思います。



ジマーの新たな系統の原点
おすすめ度 ★★★★★

テレンス・マリック監督による、ガダルカナル島攻防戦を描く戦争映画のサントラ。作曲はハンス・ジマー。

ハンス・ジマーがこれまで手掛けてきた作品は、リズム重視の派手なスコア(音楽)が多く、それが彼特有のスタンスとして広く認知されてきた。しかし本作品はそれとは異なり、メロディーに力点を置いた叙情的なサウンドとなっているのが興味深い。

重く物悲しいメインテーマが何度も繰り返される様は、とても印象的で美しい。特に3曲目「Journey To The Line」は、そういった特色が一番良く出ており、抑え込まれた音の澱みが、メインテーマの繰り返しの中で静かに立ち上がっていく様子は、独特の高揚感がある。

アンダースコアに近い印象もうけるが、メロディーの主張がはっきりしているので、聴いていて退屈はしない。本作で試みたアプローチは、以後の「ラスト・サムライ」につながる、ジマーの新たな系統でもある。興味のある方は、ぜひそちらサントラと聴き比べてほしい。
10曲目「God U Tekem Blong」のネイティブなコーラスも秀逸。
全11曲、総収録時間約59分。



一大組曲
おすすめ度 ★★★★★

映画同様、切れ目無く、静かに心にしみてくる音。昔のサイレント映画に後から曲をつけたような、そんな詩情あふれる映画楽曲。

作り上げたのは「グラディエイター」などでもサントラを担当するハリウッドきっての売れっ子、ハンス・ジマー。大作むけの激しいはっきりしたメロディーを作る人というイメージだったが、この作品では爆発しそうな心情を抑えて抑えて、同じ音のフレーズを多用して非常に叙情的な音空間に仕立てた。

また、エンド・ロールの音楽アレンジ担当にクラウス=バデルト(「リベリオン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」などこちらも売れっ子サントラ・メーカー)の名も見えたので、脇を固めるコンポーザーも素晴らしいようだ。

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