これには参った。おすすめ度
★★★★★
甘酸っぱいような，くすぐったいような感じに満たされる作品。
ほんとはジブリアニメの猫の恩返しで気になった“風になる”だけが
目的で買ったのだが，一曲目の出だしから魅力に参ってしまい，
「もうあんたについて行きやす」みたいな気持ちになってしまった。
しかし，知らない人にはついて行ってはいけないと親から
さんざん言われて育ったので，そこはぐっとこらえようとしたが，
２曲目，３曲目・・・引き込まれずにはいられない。
今まで聴いてきた歌の数々が汚れて見えるほど優しくて，はかなくて，
実に丁寧な音楽作りに感動させられた。音質も良い。
あんまり良いので，圧縮させて音質を劣化させないよう，メーカーのほうで
気を回してＣＣＣＤにしたのだな，と無駄に寛容な気持ちにさえなって
しまった。
のんびり〜しあわせ。おすすめ度
★★★★★
平凡な日常に幸せってあるものですね。つじあやののおちついてやさしい人柄がそのままよくでてて
とてもよい作品だとおもいます。
はっきりと”愛してます”と強く歌えるところは、表向きははんなり、ゆったりと丁寧なんだけど、芯が
つよく、言葉にはださないけど、心の奥では物事しっかりとつかんでいる京都人の”大人の部分”が
ひかっています。
贅沢をいうと、完成度が高くて、つじあやのらしくない（笑）鴨川ウクレレライブのしっぽりとした
味をのこしててもよかったかなあ。
言葉をえらんだ聴きごたえのある歌詞とほんわかといい曲ばっかりですよ。おすすめです。
「桜の木の下で」が最高です！おすすめ度
★★★★★
「桜の木の下で」は､何か時間がゆったりと流れているような感じがします。
住んでいる所では､桜はあんまり見ないので､「見に行こうかな」という
感じにさせてくれるし、とてもやさしい感じで心に残る歌です｡
このＣＤは、たまたま目にとまったので買ったのですが､
こんないい曲に出会えたので､本当によかったです｡
春の鴨川で聴きたいおすすめ度
★★★★☆
つじあやのを聴くと、北白川近辺の疎水あたりを散歩したくなる。くるりとはまた別の感じで「京都」を感じさせてくれるミュージシャン。
（そこそこの）ヒット曲が満載のこのアルバム。「風になる」が収録されているせいだろうか、なんとなくジブリな雰囲気の曲が多い気がする。初期の頃に比べてウクレレ色も薄くなった。
誰もが抱く感情を、ありふれた言葉を使って丁寧に紡ぐ。お仕着せの語彙や修辞に頼らない。語られる見たことのある情景や懐かしい場所。どこかにいる、あるいはいた自分を見る。
「桜の木の下で」「月が泣いてる」が特にいい
幸せの歌
おすすめ度 ★★★★★
「風になる」が聴きたくて買いました。
他の曲もささやくような優しい歌声にすごく癒されて、夜布団の中で聴いてるとすごく優しい幸せな気持ち(善も悪も全てを愛するんだみたいな自分)のまま眠れます。
朝起きるとまたいつもの小さい自分を突きつけられてへこみますが・・・。
いつもなぜか「おっ？こ、これは！」と感じると決ってシンガーソングライターの方なのが本当に不思議で、つじあやのさんもそうでした。
コメントも控えめで謙虚そうな人柄がにじみ出ていてますますファンになりました。
また「売れて欲しいけど売れて欲しくない人」が増えてしまいました。
