ガールズ・ポップの名作おすすめ度
★★★★★
みんな大好き深っちゃんの2ndアルバム。今の深津絵里も良いけどこの頃もムチムチしてて可愛いなあ。
内容は!そら!もう!極旨極上のポップス! 世の深津絵里ファンのみならずガールズ・ポップフリークは親の葬式代をケチってでも聴くべき。完璧にこの声は皆様方が恋焦がれる深津絵里そのものですよ。
山本リンダが作詞を担当し、電気グルーヴに在籍していたCMJKが作曲を手掛けた曲なんてのもある。ハバナエキゾチカ(後にバッファロー・ドーター)のカヴァーもよろし。
しかし、この声は、イイ。実に。澄澄です。
また歌ってほしい
おすすめ度 ★★★★☆
なぜかいまだ(2006年時点)廃盤になっていない深津絵里の92年2ndにして現在までのラストアルバム。
(ちなみに、1stも新品で買えます。)
現在では、女優として確固たる地位を築いた彼女ですが、そんな彼女を知る方ならば、これはちょっとした発見となることでしょう。
というのは、その歌声の透明度と音程の安定感が、歌手としても充分に魅力的だからです。またM3「長い髪の女の子なら」では作詞もやっていて、当時からショートカットだった彼女のシンプルで等身大な歌詞が微笑ましく思えます。
1stが、多少、歌謡曲調だったのに対して、こちらは全体的にPOPな曲調が多いので、スムーズに聴けるとしたら2ndなんですが、作家陣がバラバラなため、多少寄せ集め感はあります。(元電グルcmjk、Jレゲエの走りハバナエキゾチカなどマニアックな人選もあります。)
とはいえ、このアルバムには、もっと他の曲を聴いてみたいと期待させるだけの歌声の存在感があり、現在までこれ以降アルバムを発表していないのは、とても残念に思います。(その後シングルが一枚あります。ここではなんとラップまでやってる)
僕としては、これだけ透明感のあるボーカルなのだから、坂本龍一などが、とびきりイノセントな楽曲で一枚作ってみると、相当な名盤が出来上がるような
気がします。
最近、Gyaoの番組で久し振りに、その歌声を披露していただけに、今後、歌手活動が活性化することに、ほんの少し期待したいと思います。