オーストラリア産。おすすめ度
★★★☆☆
本作は、実在するタップ・グループ(豪)をモデルにしたサクセス・ストーリーです。
製鉄所の不振を背景に置くのは、イギリスのヒット映画「フル・モンティ」に似ています。
注意すべきなのは、卓越したタップ・パフォーマンスが「主」であって、
兄弟の葛藤やチープな恋愛といったストーリーはあくまで「従」。
終盤に予想外の出来事が起こるものの、あまりアラを探さないで見て下さい。
それよりも、個人的に興味深かったのは、
本作の「世界」がシドニーを頂点として閉じられていることです。
なるほど、純粋なオーストラリア映画のようです。
英語の発音や言い回しも、オーストラリアらしさが表れているように思います。
実話をベースにした、元気と感動の物語
おすすめ度 ★★★★★
オーストラリア片田舎の鉄鋼所で働く、ショーンとミッチェル。タップが得意なショーンは、オーディションに合格しシドニーの舞台に立つことになり、やっと有名になれると思ったのもつかの間、主役より目立ったアドリブを理由にクビ!
こうなったら自分の道は自分で拓くため、誰もやったことのないタップダンス・グループを仲間と結成!
世の中を見返してやろうとする・・・シドニー・オリンピックで世界を沸かせたタップ軍団の実話をベースにした、元気と感動の物語です。