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インファナル・アフェア III 終極無間

アンドリュー・ラウ
おすすめ度:★★★★★
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いいかんじです。香港ノワール。
おすすめ度 ★★★★☆

「1」「2」と見てきて、かなり満足して、「3」をみました。
感心するのは、それぞれが続編でありながら、
独立した作品として自立していることです。
これは監督と脚本の努力と能力の結果なんでしょうね。
シリーズを通じて、撮影(美術などすべてを含む絵)と役者が
画面で輝いていて、
それだけで見る価値があります。

今回は、かなりアクロバットのような展開をしていきますが、
あまり堅苦しいことは思わずに、
このシリーズの流れに身を任せて、楽しみます。

精神科医の診療室でのラブシーン。
それを妄想だったと思ってしまう男と、
しっかりと受けとめている女の構図は、
美しく、哀しいです。

その部屋で、
潜入警官が最後まで彼女の前で自分を守り抜いたのに対して、
自らの究極の秘密をひと言、話してしまう潜入マフィアの対比。
その描き方などなど。

「完結篇」でありながら、ある意味、この3作目が、
シリーズの気配を色濃く持ちながらも
全体の”余韻”のようになっているところがニクイです。




策を弄しすぎた最終章
おすすめ度 ★★★☆☆

1作目が警察とマフィアに潜入した2人の苦痛と駆け引き、2作目は彼等が無間地獄に入るに至った因果とマフィアの仁義なき戦い(抗争)を中心に描いた傑作だった。それで3作目はというと、警察に潜入し生き残ったラウ(アンディ・ラウ)の警察内部での生き残り工作とマフィアに潜入した警官ヤン(トニー・レオン)の死の前後を交えて描いており、前2作を上回るできにするために色々な部分でかなり苦労した感はうかがえる。しかし、策を弄しすぎたのか、ラウの精神面を描くために死んだヤンや殉職したその上司のウォン(アンソニー・ウォン)を登場させてのラウの幻覚や、ラウとヤンを椅子に寝かせて見守る幻想を見る精神科医(ケリー・チャン)でヤンに対する思いを描写するところは明らかに作品のテンポを悪化させている。
また、警察の保安課のヨン(レオン・ライ)の警察での位置関係やマフィアとの関係がわかりにくい(新たに加わった人物であるためか?)。彼に関してはラストで全体像がはっきりするが、極秘任務に取り組む警官の間での友情が鍵となるところはあまりに唐突で設定に無理がある。
時間軸を過去と現在を交えた展開にしているのだから、余分な描写は削ぎ落としてラウの悪あがきとヨンとの対決に焦点を絞った方が良かったと思う。
作品としては1作目を尊重し丁寧に描いているものの、「ゴッドファーザー」と同様2作目までは傑作の粋だが、3作目は策を弄しすぎて普通の作品になってしまった感が強かった。



人間は運命を変えられない
おすすめ度 ★★★★☆

シリーズ最後だが、前2作と共に、日本人にとっては予想外の展開の連続だ。というのは、日本人にとっては任侠やアメリカンバイオレンスに慣れていて、こうした中国系というか小乗仏教系の価値観は不思議な感じがしてしまうからだろうか。
このあたりは研究が必要かもしれないが、いずれにせよ、日本人にはまだ少し不思議な感じがするのではないか。
映像的にも、俳優のレベルも香港の底力といっていいだろう。
ただ、第3作は時間が入れ子になっていて、少し分かりづらい。ちょっと懲りすぎた感じがする。
印象に残った言葉としては「運命は人間を変えるが、人間は運命を変えられない」。



ここまでくると……
おすすめ度 ★★★☆☆

うーん編集に凝りすぎたかな。
時間軸の移動は見慣れた手法だけど、ストーリーも2つ3つ進むし、多少なりとも混乱があるな。
ラウの妄想も含まれてる考えるとなおさら。

中盤までがグダグダと長かったね。

結局は、潜入捜査官ヤン、本土のマフィアと思わせていたシェン(グラサンのヒゲ)も潜入捜査官。
そのシェンを送り込んだのがエリート保安部ヨンであり、この3人の関係(友情)が明らかになるまでが長い……パート1の裏ストーリーみたいなもんか。

どういつもこいつもって感じだけど。

それに踊らされたのがラウってことか。
そもそもお前が「善人」になろうなんてことは無理。
常に疑心暗鬼に襲われるだろうし、妄想も膨らみ、最後イカレちまっても当然。

それこそが無間地獄(だっけ?)というなら、それもうまく描写できたのかな。

精神科のリー先生は良かったね。
ヤンと何かありそうでイマイチ分からなかった関係も少し解消。
ラウの最後は死で良かったと思うんだけど、一生後遺症を残したままというのも滑稽か。

パート1だけで十分楽しめるシリーズですが、パート2、パート3もガッカリさせない作品かと思います。なかなか楽しめました。



二部同様つじつまあわせ。
おすすめ度 ★★★☆☆

 はっきりいってこのインファナル・アフェアは、一部で完成型であった。傑作である。
しかし、二部、三部でつじつまあわせのように話題をだしては、足していくというのには
一部がかわいそうでならない。

 映画としてみたいなら一部だけで十分です。あとは参考までにレンタルでみればいいんじゃ
ないって感じです。

 もったいないです。一部を汚すことなかれ。


概要
潜入捜査官としてマフィアの一員になったヤンと、マフィアの指令で警官となったラウ。ふたりの壮絶な運命を描くシリーズ完結編。第1作のラストでヤンが死んだ後から、物語は始まる。マフィアとしての過去と決別したいラウが、警察内に潜んでいると思われる他のマフィアを探すうち、エリート警官のヨンと中国本土の武器商人の関係を怪しむ。
男たちの悲劇と衝撃シーンが相乗効果を上げた前2作とはうって変わり、今回はラウの心理ドラマに重点が置かれている。彼が向き合う現実とともに、前作で描かれなかったヤンの行動、ヤンの精神科医とラウのドラマ、さらにラウの幻想などが絡む重層的な展開だ。第1作で晴れわたっていた屋上が、どんよりとした曇天の下で再登場するなど、全体に陰鬱なムードで覆われ、アンディ・ラウの熱演とともに訪れる結末は今回も悲痛。前2作から過剰な期待を持って観ると物足りない部分があるかもしれないが、3部作全体を、この10年の香港の変化とだぶらせると、感慨もひとしお!(斉藤博昭)

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