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つげ義春 ウィキペディア

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つげ義春ワールド ゲンセンカン主人
つげ義春ワールド ゲンセンカン主人
つげワールドをいろいろな監督が映画化していますが、この作品は自然ですね。監督の存在が感じられない程自然です。前世、因果、を感じさせる詫びたエロスが漂っており、なんとなく好きな映画の一つです。群馬県の湯宿温泉の大滝屋がモデルらしいのですが、見事に老人しか泊まっていなかったり、隣の部屋からお経が聞こえたり、混浴温泉で何かの拍子に、中年女性の女性器が丸見えになったりと、若い頃の、つげ本人の強烈な体験が土台になっているそうです。リアリズムの宿もそうでしたが、もの凄い旅館に出会う運命なのでしょう(笑)つげ本人もこの映画に出演しています。この中の物語では、李さん一家、ゲンセンカン主人が、とても好きです。なぜだろう?不思議なせかいで、つげワールドが色濃いからなのでしょうね。池袋百店会は、映画にすると、よくあるメロドラマのようで、イマイチでした。評価は3と4の間です。




蒸発旅日記
蒸発旅日記
つげ義春ワールドだが、寺山修司っぽい!と思ったら、山田勇男監督も森崎偏陸助監督も、なんと寺山スタッフじゃないですか!特に色が草迷宮っぽいです!というわけで、草迷宮を始め寺山作品も何十年ぶりかで観なおしてみよっと!と思わせてくれた作品です。アングラな感じも美術も現代の寺山修司ですね、つげ義春ワールドとこんなにも相性が良いなんて、新しい発見です。秋桜子さんは、写真家のアラーキさんに見いだされた女性で、何とも言えない昭和のエロスがあります。また渋谷にあった道頓堀劇場のストリッパーだった、清水ひとみさんも出演していて、このアングラ劇団っぽい寺山修司的世界観は痺れます。生活に行き詰まり、ある日、有り金全部と時刻表を持って、一度も会ったことのない、自分の作品のファンだと言う女性と結婚するつもりで蒸発する。そのストーリーもいいですね、唐突で。精神病院から抜け出した二人の男も、もの凄くいい味出してます。。。さて、それ以外に共感を感じる部分は、なんと言っても蒸発です。この物語は、時々、朝、会社とは反対方向の電車にふらっと乗りたくなるという、我々の気持ちにちょっと近いのかもしれません。つげワールドはいろいろな監督が映画化しているので、見比べるのも面白いですよ。




無能の人
無能の人
かつては名を成したこともある漫画家の助川(竹中直人)は、さまざまな商売に失敗した末、多摩川の川原で元手のかからない石を売ることを思いつく。やがて石のオークションが開催されることを知った彼は、妻(風吹ジュン)を伴い、会場へと向かうのだが…。
つげ義春の名作コミックを原作に、コメディアン&俳優の竹中直人が初監督した異色ホームドラマ。大の映画フリークとしても知られる竹中の映画愛は、飄々としながらもうら寂しいユーモアに支えられ、独特の小宇宙を形成し、その異能の人ぶりを発揮する傑作に仕上がっている。キャスティングの妙もこの人ならではで、バラエティ豊かな面々が競って登場する中、鳥男に扮した神代辰巳監督の存在感が際立つ。妻役・風吹ジュンの好演も忘れられない。ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。(増當竜也)




ねじ式 (小学館文庫)
ねじ式 (小学館文庫)
 つげ義春の漫画には麻薬性を強く感じる。

 「ねじ式」は つげ義春の漫画を読んだ初めての作品である。大学の友人と鈴木清順の映画を見に行った際に 鈴木映画に似た漫画だと教えてもらったのが知ったきっかけである。

 今考えてみると 鈴木清順の映画とは 全く似ていないとしか思えない。どちらも好きだがジャンルはぜんぜん違う。但し そんな友人のおかげで つげ義春を初めて知ったわけだ。

 「ねじ式」という漫画も 筋を追ったとしたら わけがわからないとしか言いようが無い。「退屈だ」と感じる方がいらっしゃるとしたら 筋を考えてしまうからだと思う。
 この作品は そんな下手な解釈を求めるべきものではないと思う。つげ自身が 自分の見た夢を描いたと言っていたが おそらくそれは本当なのだと思う。僕らが 一種の迷宮である この漫画の中で辿っていくのは つげ義春という一人の人間の「悪夢」なのだ。「悪夢」は時として美しいことも確かである・

 つげの「悪夢」に付き合っていくうちに癖になる。それを麻薬性という いささか陳腐な言葉で表現するしか 僕には表現方法がない。







紅い花 (小学館文庫)
紅い花 (小学館文庫)
この本とのお付き合いは長い。学園紛争が華やかなりし頃、一部の大学生に熱狂的に支持されたというつげ義春。大学教授が彼の作品について真面目に語っていますが、べつに難しく考えないで読めばいいのです。

この本の中でお気に入りは「海辺の叙景」。何度読み返しても胸に響くものがある。何故かと問いつめるとそれこそ精神分析の領域に入ってしまいます。本当は理屈なんていらないのですよ、つげ義春に。ちなみに「紅い花」はかつてNHKでドラマ化されました。ドラマもまずまずでしたが、やはり漫画のほうが奥行きというものが感じられます。

今の若い人は確かに奇異に感じるかもしれません。現代アニメを見慣れた人からすれば彼の作品はなんじゃこりゃと思われても仕方ないでしょう。けれど昨今のアニメが使い捨てに読まれているのに対して、つげ義春の作品はなにか心に引っかかるものがある。それです。そう感じさえすれば彼の世界に入ってゆけるのです。







昨晩 つげ義春 が夢でこう告げた・・・!


人気急上昇中のセクシーアイドル つげ義春。会場となったのは、都内某所にあるスタジオ。広さにして8畳あるかないかの、本当に部屋感覚の会場だ。
見どころは水中生着替えのシーン。「ワンピースを着るシーンはクリオネみたいです」とのことで、妖精のような姿が見られそうだ。

ふむう~。それならばぜひこの言葉を贈りたいと思います。。

『 愛する人に本当のことを言われるよりも、だまされているほうがまだ幸せなときがある。 』( ラ・ロシュフーコー )

どういう意味やねん^^;

まるで「つげ義春」に出てきそうな映画館
新盆の家に伺おうとして道に迷う。道に迷っているとつげ義春のマンガに出てきそうな映画館が。入り口で猫がの~んびり昼寝。この映画館自体が別世界に連れて行ってくれっる映画の中の出来事みたい。...

送り火
そうしてさびれた後、つげ義春のエッセイに登場する町。 つげ義春が十月十日母のお腹にいた頃に両親がこの町に滞在していたらしい。 それを想ってこの町を旅した話がエッセイ集に収められている。 ーひどくなにもないつまら・・・

旧作探訪#30『つげ義春ワールド・ゲンセンカン主人』
@レンタル、石井輝男監督(1993年・日本) つげ義春の描く幻想世界、珠玉の4作品を、長年構想を温めてきた石井輝男の手により、そしてやはりつげワールドに魅せられてきた佐野史郎の主演により完全映画化。 売れない漫画家・津部(佐野史郎)の住居の2階 ...

灯り書房(三鷹)
わしの好きなマンガ家、つげ義春はほとんどここで揃えた。 揃えたのはいいのだが、全部どこかへいってしまった。 店主は個人的にもつげ義春と親しいみたいだった。なぜならつげ義春を囲んでというような会のポスター。それも手作りのものが貼ってあったの ...

旧作探訪#30『つげ義春ワールド・ゲンセンカン主人』
津部がヤマメ釣りに行って出会った峠の茶屋の幼い娘キクチサヨコ(久積絵夢)…「紅い花」。津部がふらりと立ち寄った温泉旅館“ゲンセンカン”の主人は津部に瓜二つだという…「ゲンセンカン主人」。 … http://blog.goo.ne.jp/wag18470/e/58f8c1594e96f …

よい夫検定
ダリの画をみると、つげ義春の「ねじ式」みたいねーとか思う。 ねじ式わかる?浅野忠信でてたやつ。 夢をモチーフにしたやつなのだけれども。 あれを思い出すなぁ。 まあ、つげ作品は「ゲンセンカン主人」が一番すきです。 ※ガロ愛読者だったもんで・・・ ...

漫画家・つげ義春氏
漫画雑誌「ガロ」には白土三平氏が忍者ものを描いていて人気だった。そこに、驚くべき新人が現れた。つげ義春氏である。 つげ義春氏の作品が面白すぎて、毎月「ガロ」の発行日が楽しみだった。しかも、つげ氏の作品は、ほとんど読者を裏切らなかった。 ...

漫画の天才「つげ義春」
いろんな分野で天才と言われる人がいますが、漫画界の天才と言えばつげ義春さんでしょう。 漫画にある娯楽性重視のイメージを完全に崩して、漫画の持つ芸術性の高さを示して、文化的地位を高めました。後の漫画にも多大な影響を与えてますし、その作品は ...

『ねじ式』 つげ義春(小学館文庫)
が、 年を経て感じる事がまったく違う、ここまで違うマンガもオモシロイなー。と思いました。 『ヨシボーの犯罪』が妙にオモシロイです…。 ※リンク先はAmazonです。 ねじ式 (小学館文庫), ねじ式 (小学館文庫) (1994/12) つげ 義春 商品詳細を見る ...

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