みんな大好き無敵鋼人ダイターン3決戦

個人的には、おそらくトミノ監督作品で最も熱心に見ていた番組ですね（「ガン○ム」は全然見てなかった。当時ヒトケタの年齢だった私は「ガン○ム」より「ダイオージャ」や「トライダーＧ７」の方が好きだったのだ）。ゆえに発売を知って速攻で予約かけたのです。…初めて買ったＤＶＤＢＯＸだな、そういえば。

トミノ監督のライトサイドを象徴する作品（もう１つは「ザブングル」だろうか）ですが、実は結構影を引きずっています。万丈も心に闇を抱えているし。
ゲーム「スパロボ大戦」シリーズで興味を持った人は、ぜひ見てみてください。シナリオ上で!重要な役回りを担わされがちな理由が判ると思います。

ストーリーモードでは、各話のあらすじとハイライトシーン、全話の予告編ムービーを閲覧することが可能だ。さらに、あらすじの単語・用語に設定されたリンクをクリックすれば、キャラクターの名前・所属・階級や、モビルスーツのスペック・武装など、非常に詳細な解説を表示閲覧することもできる。また、ギャラリーモードでは800枚にのぼる膨大な設定画やスクリーンショットをカテゴリー別に収録。個別画面を実際の資料以上に拡大して表示できるので、手書きの設定文字もばっちり読みとれるのがうれしい。

このほか、特典モード（モード変更時の「あぁ…見えるよララァ、見えるよ特典が」という台詞がくすぐったい）には、収録中のエピソードや作品への思い入れなどを語った富野由悠季（総監督）と古谷徹（主人公役）の最新インタビューを収録。ポスターや宣伝材料に使われた当時のアートワークも多数入っており、中にはマニアも見たことがないような画像もあるようだ。

資料的な価値はもちろんのこと、DVDやビデオを見るときの詳細な「参考書」としても十分に利用可能な本タイトルは、初代ガンダムファンにぜひ手にしていただきたいデジタル資料集だ。（秋月昭彦）

全人類のメガノイド化を企むドン・ザウサーに、メガノイド開発者の息子・破嵐万丈と全高120m、重量800tという超巨大ロボット・ダイターン3が立ち向かうというアニメだ。本タイトルのストーリーモードでは、各話のあらすじとハイライトシーン、全予告編のムービーを閲覧することが可能。さらに、あらすじの単語・用語に設定されたリンクをクリックすれば、用意された詳細な解説を参照することができる。また、ギャラリーモードには500枚以上にものぼる膨大な設定画やスクリーンショットが収録されており、実際の資料以上にそれらを拡大して表示することができる。

特典としては、作品の思い出や収録中のエピソード、作品への思い入れなどを語った、富野由悠季（総監督）と鈴置洋孝（主人公役）の最新インタビューを収録。このほか、ポスターや宣伝材料に使われた当時のアートワークも多数入っている。本タイトルの検索性と詳細な解説はDVDやビデオを見るときの「参考書」としても十分利用可能で、資料があまり多く残っていない「ダイタイーン3」のファンにとっては垂涎のデジタル資料集だろう。（秋月昭彦）

「聖戦士ダンバイン」は、少年ショウ・ザマが海と陸の間にある異世界バイストン・ウェルに召喚されるところからストーリーが始まるファンタジー色の強いロボットアニメだ。昆虫をモチーフにしたロボットのデザインや生物が持つ「オーラ力」などの設定が斬新で、ガンダムと並んで富野由悠季（総監督）の代表作となっている。

本タイトルのストーリーモードでは、各話のあらすじとハイライトシーン、全話の予告編ムービーを閲覧可能。さらに、あらすじ内に設定されたリンクをクリックすれば、詳細な解説も表示・閲覧できる。また、ギャラリーモードでは500枚以上にのぼる設定画やスクリーンショットがカテゴリー別に収録されており、個別画面を実際の資料以上に拡大して表示できるので、手書きの設定文字もばっちり読みとれるのがうれしい。

特典としては、各作品の思い出や収録中のエピソード、作品への思い入れなどを語った、富野と中原茂（主人公役）の最新インタビューを収録。このほか、ポスターや宣伝材料に使われた当時のアートワークも多数入っている。本タイトルの検索性と詳細な解説はDVDやビデオを見るときの「参考書」としても十分利用可能で、資料があまり多く残っていない「ダンバイン」のファンにとっては垂涎のデジタル資料集だろう。（秋月昭彦）