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国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
受験生の頃読んだとき、実は「国語入試問題必勝法」は半分本気にしていました。かなり笑えてなるほどと思わせる、面白い作品でした。
でも、表題作以上に、印象に残っているのは、「靄の中の終章」です。
老人性痴呆症が進行する様子を主人公の目線で描いていて、初めて読んだとき、とても衝撃的でした。本人以外の目線で描いたものは読んだことはあっても、本人の立場で描いたものを読んだのは、この作品が初めてでした。




幸せになる力 (ちくまプリマー新書 78)
幸せになる力 (ちくまプリマー新書 78)
この本は小学生の高学年から中学生の読者を念頭に置いて書かれてある。それにその親世代。
語り口調で書かれているので、「きみたち」と文中から呼びかけられる読者のこどもたちは
親が信頼している親類のおじさんのお話しを聞くような気持ちで読み進めるのではないだろうか。

だが、子どもへ向けてのライトな語り口でありながら、そこは清水義範の作品なのだから内容は実は深遠。
しかし、たとえば中盤に出てくる「自分の価値」というものについての説明の、ややもすると観念的すぎてしまう部分なども、
予想される反論を想定して徹底的にわかりやすく掘り下げて噛み砕いて諭す。著者の情熱がびしびし伝わってくる本なのである。

帯には「親子で読んでほしい幸福論」とある。
しかし、自分というもの、それを取り巻く社会の関係に気づき出す小学生以上のすべての年代の人々に読まれる本だと思う。
読んだ時点で気づき、軌道修正していこうとする力もまた幸せになる力のひとつなんだと思う。








こんな 清水義範 の夢を見た!


テレビリポーター、CMなどで活躍しているタレントの 清水義範。日本では受け入れられないのでは?という声も多くあがっているものの、1度体験してみたいと思っていた人もけっこういるはず。
有名フェスや各地で行われるイベントなどで、ヨーロッパ各地で取り入れられているようだ。

ほえ~。ということはこれを頭に置いて言ってたのかな?

『 生きるべきか、死すべきか。それが疑問だ。 』( シェークスピア )

と。どーゆーこっちゃ。。

清水義範『小説家になる方法』
取材と銘打って平日の昼間にカメラぶら下げて散歩したり、教養を深めるために映画・読書をたしなんだり、夜中までドーナツ片手にPCディスプレイと格闘したり、「ゾンビはどうですか?」「いやいや吸血鬼でいきましょうよ」など、次回作のネタを ...

読了73 『催眠術師』 催眠術師 作者: 清水義範 出版社/メーカー: 福武 ...
某テレビのディレクターが、同じ会社の女子アナウンサーとの結婚を控える中 家族が宗教に凝ってしまっていることから、マインドコントロールについて調べていく。 結婚を控えながら、心の隅でひっかかるものを感じる主人公は、否定し続ける宗教に ...

「首輪物語」 清水義範 集英社 1575円 2005/11
清水義範が得意とするところなのだが、しかしなあ・・・パロディも何のパロディかわからないと、どこが面白いのかよくわからないということが、今回よくわかった評者なのである。以前にも、同じ清水義範の書くパロディで、原型がわかんなくても面白いや ...

水義範氏が今の若者を叱る
その中で,清水義範氏が今の若者を叱りたいと述べているところがあります。 ぼくは,清水義範氏の大ファンで彼の本はほとんど読んでいます。その彼がぼくと同じことを思っていると思うと,とてもうれしい。そして,今の若者に考えて欲しいのです。 ...

清水義範 『高野山黄金伝説』
清水義範著 『高野山黄金伝説』(双葉文庫/1988年刊) を読む。 高野山黄金伝説 高野山に秀吉の隠し金がある―菅沼英治は、有人が旅先で耳にしたこのひとことをきっかけに、14年間勤めていた会社を辞めた。 秀吉の埋蔵金と謎の僧・木食上人、そして今に ...

「ゴミの定理」 清水義範 実業之日本社 1680円 2001/1
ということで、厭世的に本をすごくたくさん読まねばという発想の評者なのだが、清水義範を読むという行為は、これは本好きの評者としても、随分無駄な過ごし方のような気がする。どうでもいいユーモアは、やっぱりどうでもいいような気がしてきて、「ゴミ ...

アルゴン さんのレビュー
歴史パロディシリーズ。 これを読むためには歴史の勉強をしなければなりません。 予備知識があったほうがおもしろいというのはもちろんですが、 なんの知識もない人がこんな本読んだら信じちゃいますよ。

アルゴン さんのレビュー
表題作、そんなに悪くはないんですが、 東野圭吾さんの「シンデレラ白夜行」を読むとどうも安直な印象が拭えません。 あとの作品も悪いというわけではないのですが、 表題作とは全く趣向の異なる、日常を扱った小説の数々です。

清水義範 『黄金惑星の伝説』
清水義範著 『黄金惑星の伝説』(ソノラマ文庫/1979年刊) を読む。 黄金惑星の伝説 辺境の惑星ルシャナに、開拓民の父親を訪ねるため地球を出発した少年リュウ。援助物資を積んだ輸送船が爆破され、船長のハリーとリュウは、宇宙海賊のウィルに助け ...

ウチナーンチュの狭量さ
さて,いま清水義範著「清水義範ができるまで」を読んでいます。その一節に 「もうひとついい感じなのは,郷土本コーナーが充実している書店には,自分たちの郷土に自信を持ち,愛着を感じている様子があるところだ。もちろん,あんまり地元意識が強 ...

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斎藤けん | 渡辺美里